Infoseek 楽天

雑誌購入費負担すれば広告出せます 「スポンサー制度」開始へ 京都・南丹の図書館

京都新聞 2024年1月7日 7時0分

 京都府南丹市の南丹市立図書館は、企業や団体、個人が雑誌の購入費を負担する代わりに、カバーに広告を掲示できる「雑誌スポンサー制度」を始める。市の財政が厳しい中でも配架する雑誌の種類を増やそうと企画し、市内外から申し込みを募っている。

 中央図書館と八木、美山、日吉の各図書室で配架している計78誌と、制度を機に新規購入したい24誌が対象。スポンサーは希望する雑誌を選び各館に納入すれば、最新号のカバーに広告を載せられる。年間の購読費は3千~2万円程度。

 雑誌コーナーは利用者が多く、宣伝の効果が見込めるという。同館は「蔵書をより充実させるきっかけにしたい」としている。

 スポンサーは各年度の更新だが、年度途中からでも申し込める。申込書は市立図書館ホームページに掲載している。問い合わせは中央図書館0771(68)0080。

この記事の関連ニュース