21日に投開票された滋賀県甲良町長選で、町選挙管理委員会は23日、未集計の投票用紙2枚が見つかったと発表した。投票結果に影響はないとしている。
発表によると、開票作業が行われた町公民館（在士）2階で22日午前、投票箱14個の片付けをしていたところ、期日前投票用の箱1個から候補者名が書かれた投票用紙2枚が、箱の隅に張り付いた状態で発見された。2枚には別々の候補者の名前が書かれていた。
開票時に2票足りなかったが、選管は「持ち帰りその他」と判断していた。その際には空箱内の再確認をしていなかったという。
町選管は22日夕、立候補した3人に謝罪した。「深く反省し、再発防止を図る」としている。
同町長選は、自民党甲良支部長の新人寺本純二氏（74）が1666票を獲得して当選。次点の元町議の同岡田隆行氏（50）は1607票だった。