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春を告げるフキノトウ顔のぞかせ 京都・長岡京市

京都新聞 2024年2月16日 11時27分

 小さな春を見つけた―。京都府長岡京市の西山の麓にある長法寺の境内で、フキノトウ(フキの花茎)が地面から淡い黄緑色の顔をのぞかせている。

 民有地では無断採取できないが、昔から天ぷらやフキみそなどで食べられ親しまれている。同寺周辺で自生するフキからは、直径2センチほどの小ぶりなフキノトウが見られる。

 川西延隆住職(40)は「年明けの寒波や小雨の影響か昨年に比べ10日ほど遅い。この数日で一気に出だした」と話す。愛犬のおかげでイノシシやシカの食害はないといい、「今月末頃まで見られそうで、私の食卓にも並ぶ」とほほ笑んだ。

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