築100年を超える京都大の学生寮「吉田寮」(京都市左京区)の旧棟について、京大が老朽化などを理由に寮生に明け渡しを求めた訴訟で、京都地裁判決で居住の継続が認められなかった寮生ら一部が28日、判決を不服として控訴した。地裁が明らかにした。
16日の判決は、現在も在寮している17人のうち14人について、大学が耐震性に問題があるとして退寮を通告する前に入居しており、大学との「在寮契約」が成立すると判断、入居の継続を認めた。一方、退寮通告後に入寮したとみられる3人は継続を認めなかった。
京都新聞 2024年2月28日 21時0分
築100年を超える京都大の学生寮「吉田寮」(京都市左京区)の旧棟について、京大が老朽化などを理由に寮生に明け渡しを求めた訴訟で、京都地裁判決で居住の継続が認められなかった寮生ら一部が28日、判決を不服として控訴した。地裁が明らかにした。
16日の判決は、現在も在寮している17人のうち14人について、大学が耐震性に問題があるとして退寮を通告する前に入居しており、大学との「在寮契約」が成立すると判断、入居の継続を認めた。一方、退寮通告後に入寮したとみられる3人は継続を認めなかった。