京都府と京都市の災害ボランティアセンターが能登半島地震の被災地で活動するボランティアを募集したところ、29日正午の受け付け開始からわずか約15分で、計75人分の予約枠がすべて埋まった。
ボランティアは1泊2日の日程で、3月7~8、14~15、25~26日に派遣する。費用(宿泊代)は1人8千円。定員は各回25人で、府と市の支援先である石川県七尾市で災害廃棄物の片付けなどを行う予定。同センターの専用サイトで受け付けを始めたところ、すぐに定員に達し、ホームページに「募集締め切りました」と表示された。
被災地では交通、物流事情が悪く、石川県は発災直後、個人でのボランティア活動を控えるよう呼びかけていた。同センターは「なかなかボランティアに参加できず、何とか被災地の役に立ちたいという人が多かったのではないか」と反響の大きさに驚いている。