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任天堂、スーパーマリオ映画新作を公開へ 2026年4月

京都新聞 2024年3月10日 22時23分

 任天堂は10日夜、人気ゲームキャラクター「スーパーマリオブラザーズ」の新作映画を制作していることを発表した。2026年4月に世界各国で公開する。昨年4月に公開し、全世界で大ヒットしたマリオ初のアニメーション映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」に続き、米映画制作会社イルミネーションと共同制作し、マリオの生みの親である宮本茂代表取締役フォローらがプロデューサーを務める。

 宮本氏は同日、任天堂が公式X(旧ツイッター)に投稿した動画に登場し、「詳しいことは手応えを感じられる段階になったらお知らせする。マリオらしい世界をさらに広げて、明るくて楽しい展開を考えている。楽しみにしてほしい」と語った。

 任天堂も「娯楽を通じてすべての方を笑顔にすることを目標に、任天堂自らが映画の制作に深く関与することで、任天堂ならではの独自のエンターテインメントを創造し、1人でも多くの方にお届けすることを目指して、努力を続けて参ります」とのコメントを発表した。

 昨年公開のマリオ映画は、興行収入が13億ドルを超え、ゲームが原作の映画では世界歴代トップとなった。任天堂の人気ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が発売8年目を迎え、ハードウエア販売の勢いが陰る中、映画事業が主力のゲームビジネスを補う形で好業績を下支えした。

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