京都市東山区の祇園新橋周辺で桜並木を夜間に照らす「祇園白川宵桜ライトアップ」が行われている。桜の開花が遅れていることから、開催期間は4月7日まで1週間延長されることになった。
ライトアップは、地元の町内会や商店などでつくる実行委員会の主催で、新型コロナ禍による中断から復活して3年目となる。白川南通のソメイヨシノやシダレザクラ合わせて約40本をスポットライトで照らすほか、新橋通や縄手通にも行灯(あんどん)を設置している。
開催期間を延長するのは、白川南通のライトアップのみ。実行委の秋山敏郎世話人は「巽橋の欄干や竹垣に座る人が時折いるが、傷むのでやめてほしい。マナーを守りながら、祇園や桜の風情を楽しんでもらえれば」と呼びかけている。点灯は午後6~10時まで。