AI(人工知能)やロボットなどの新テクノロジーを生かし、ものづくりする人らが集うイベント「メイカーフェアキョウト2024」がこのほど、けいはんなオープンイノベーションセンター(KICK、京都府木津川市・精華町)で開かれた。企業や学生など約130組が出展し、家族連れらでにぎわった。
米国発祥のイベントで、技術専門書などを出版するオライリー・ジャパン(東京)が主催する。KICK開催は3回目で、昨年は2日間で約6千人が来場した。
出展ブースには、3D映像で盆栽を分析し、美しさを数値化したり、樹形解析して職人技を再現したりする技術や、AIにより子どもたちの塗り絵が画面上で踊り出すシステムなど、多彩な作品や技術が並んだ。
大阪府枚方市から訪れた女子児童(7)は「ボタンを押すとハンドベルの演奏ができて楽しかった」と話していた。