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「まちの力になりたい」介護・看護搬送事業者が市と協定、災害時に高齢者や患者を支援 京都・木津川

京都新聞 2024年5月9日 12時0分

 京都府木津川市と介護・看護搬送事業の「コネクトハーツ」(同市城山台)は、災害時の避難に支援が必要な高齢者や患者の搬送支援協力に関する協定を結んだ。

 民間事業者と同協定を結ぶのは初めて。コネクトハーツは水害や震災などが発生した際、市の要請に基づき、支援が必要な市民の福祉施設や病院への搬送や配車の手配を担う。

 谷口雄一市長は「力強い。自然災害が頻発して起こる中、平時の準備が大切で、市の防災力強化につながる」と話した。

 コネクトハーツの植村友美代表(44)は能登半島地震の被災地でボランティア活動した経験を語り「起業して5年目。当初から災害時にまちの力になりたいという思いがあったので、(市の)体制の一部として役立てることはとてもうれしい」と笑顔を見せた。

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