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草花美しい民家や寺の庭を一斉に一般公開 バラや青紅葉など多彩 花の愛好家「ゆっくり見て」

京都新聞 2024年5月14日 7時0分

 京都府亀岡市内の個人宅や寺院、店舗などが庭を一般公開する「オープンガーデンかめおか2024」が始まった。愛好家たちが真心を込めて育て上げた美しい草花を、来訪者がめでている。

 市や市都市緑花協会などでつくる実行委員会の主催。今年は初めて計4日間に渡って催され、11、12日は38カ所、18、19日は16カ所が開放される。

 西つつじケ丘五月台の男性(78)宅は、シャクヤクやマツ、バラ、山野草、多肉など、多種多様な植物を鑑賞することができる。訪れた人には抹茶を振る舞っていて、男性は「たくさんの草花を見て、ゆっくりお茶も楽しんでほしい」と話す。

 紅葉の名所として知られる神蔵寺(薭田野町)には、葉が青々と生い茂る美しい「青紅葉」が広がり、参拝者が見とれていた。石垣では、セッコクが白いかれんな花を咲かせている。

 ガレリアかめおか(余部町)では、押し花とレカンフラワーの作品展やワークショップが開かれた。オープンガーデンは午前10時~午後4時。

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