ラグビーを通して仲間づくりや集団づくりを学ぶ体験教室が、大津市雄琴2丁目の雄琴小で開かれた。元日本代表で花園近鉄ライナーズのコーチ兼普及担当を務めるタウファ統悦さん(43)を講師に迎え、6年生62人が楽しみながらラグビーに取り組んだ。
花園近鉄ライナーズのラグビー普及活動「ライナーズ絆プロジェクト」の一環で行われた。「One Team」をテーマに、子どもたちが6チームに分かれ、楕(だ)円(えん)球を使ったリレー形式のゲームを楽しんだ。
チームメートがミスをした際には「頑張れ!」と励ましの声が飛び、タウファさんがほめる場面も。体験教室後の講話で「声をかけることによって、人の気持ちや自分の気持ちがわかる。言葉一つで人は変わる」と声や言葉の大切さを訴えた。
6年生の男児(11)は「仲間と協力してゲームをしたことが楽しかった」と振り返った。