レジャーシーズンを前に、京都府警機動隊と京都府警舞鶴署は19日、京都府舞鶴市西神崎の神崎海水浴場で、合同の救助訓練を行った。隊員と署員が連携を確認し、事故や災害に備えた。
浜辺で機動隊のレスキュー技能指導員が配備資機材の使い方や溺れた人の救助方法について説明した後、隊員と署員約30人が沖で訓練を開始した。
溺れた人に見立てた人形を海に沈め、機動隊の潜水士が水中を探索。見つけた人形を海上の担架に乗せ、署員が警備艇「ゆら号」の小型クレーンを操作して船上に引き上げた。
同署の内藤翔太警備課長は「これからの出水期やマリンレジャーの時期に備えたい」と話した。