大津市は3日、実態と違う虚偽の見積書を業者に作成させたとして、企業局の係長級職員の男性(50)を戒告の懲戒処分にした。
市によると、男性職員は2023年5月に制御設備1台が故障して緊急の部品交換が必要となった際に、修理の対象外である故障していない3台についても同時に交換しようと、業者に対して数量は1台だが単価は4台分で算定した見積書を作るよう指示したという。同年11月の部品納品時に他の職員が気付いた。男性職員は「いずれ突然に故障し、業務に支障を来すことを防ぎたかった」と話しているという。
京都新聞 2024年6月3日 19時42分
大津市は3日、実態と違う虚偽の見積書を業者に作成させたとして、企業局の係長級職員の男性(50)を戒告の懲戒処分にした。
市によると、男性職員は2023年5月に制御設備1台が故障して緊急の部品交換が必要となった際に、修理の対象外である故障していない3台についても同時に交換しようと、業者に対して数量は1台だが単価は4台分で算定した見積書を作るよう指示したという。同年11月の部品納品時に他の職員が気付いた。男性職員は「いずれ突然に故障し、業務に支障を来すことを防ぎたかった」と話しているという。