木やキノコにまつわる店が集うイベント「きのことギャザリング」が1日、京都府京丹波町大朴のグリーンランドみずほかがやき広場で開かれた。親子連れが積み木で背の高さ以上のタワーを作り、来場者がキノコをモチーフにした木工作品を品定めするなど会場はにぎわった。
移住者らで作る運営委員会が主催し、約50店舗が並んだ。
同町にある府立林業大学校のコーナーでは、木に親しんでもらおうと、切り株で作ったオセロや積み木などをそろえた。子どもたちが積み木を高く組み、はしゃぐ姿が見られた。
積み木に初めて触れたという小学5年の男子児童(11)=京都市伏見区=は「崩れないかドキドキしたけど、楽しかった。もっと高くしたい」と喜んでいた。
同町の地域おこし協力隊の鈴木優甫さんによる林業についての報告会などもあり、打楽器などでビートの効いた音楽演奏で会場は盛り上がった。
アプリをダウンロードして商品を購入すると、金額の1%分がエコポイントとして森林保全のために充てられるシステムの試験運用も行われた。