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「不正が発覚すれば退職できると思った」 陸上自衛隊内部の試験でカンニング、陸士を減給処分

京都新聞 2024年6月4日 11時51分

 陸上自衛隊桂駐屯地(京都市西京区)は4日、内部の試験でカンニングをしたとして、中部方面後方支援隊の2等陸士を減給30分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

 桂駐屯地によると、2等陸士は昨年9月8日、出題が予想された問題の解答を書いた手のひら大の紙を会場に持ち込み、試験中、教官に見つかった。昨年3月に陸自に入隊し、「不正行為が発覚すれば退職できると思った」と話したという。

 桂駐屯地は2等陸士の年齢と性別を非公表とした。「個人が特定されないように配慮した。防衛省の判断だ」としている。

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