危険物安全週間(2~8日)に合わせ、海上自衛隊舞鶴造修補給所と京都府舞鶴市東消防署は、同補給所燃料貯蔵所(同市大波下)で合同の消防訓練を行った。補給所は初期消火や通報を、消防署は放水の手順をそれぞれ確認した。
訓練は、屋外タンクの燃料が配管の破損したつなぎ目から漏洩(ろうえい)し、火災が発生した、との想定で実施した。計35人が参加し、指揮隊車やはしご車など消防車両4台を用いた。
補給所の隊員は消火器などで初期消火に当たり、消防に通報。消防署員がはしご車などで現場に出動し、タンクに向けて放水した。
市東消防署の鍋師誠警備課長(47)は「自衛隊と今後も情報共有を図っていきたい」と話した。