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「手足口病」流行 京都府が6地域に5年ぶり警報発令

京都新聞 2024年6月13日 15時53分

 京都府は13日、乳幼児を中心に流行するウイルス性感染症「手足口病」が広がっているとして、京都市など6地域に警報を発令した。発令は2019年6月以来、5年ぶり。

 府によると、5月末から患者が増え始め、小児科定点医療機関の平均患者数(6月3日~9日)では、山城南7.75人、乙訓7.5人、京都市6.30人、山城北5.8人、南丹5.6人、中丹西5.33人の6地域で警報レベルの「5」を超えた。他の地域は丹後2、中丹東0.5で、警報レベルに達していない。

 手足口病は、口の中や手のひら、足の裏などに2~3ミリの水ほうができる。軽い発熱を伴い、まれに重症化する。せきやくしゃみによる飛沫、便に含まれるウイルスが口や手を介して感染する。場面に応じたマスクの着用や、おむつ交換後のせっけんを使った手洗い、タオルを共用しないなどの対策を呼びかけている。

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