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電動キックボードを飲酒運転、40代の警部補を容疑で書類送検 京都府警は減給処分も

京都新聞 2024年6月13日 16時2分

 京都府警の40代の男性警部補が飲酒して電動キックボードを運転していた問題で、府警は13日、道交法違反(酒気帯び運転)の疑いで、刑事部犯罪情報分析課の男性警部補を書類送検し、減給10分の1(6カ月)の懲戒処分にした。

 書類送検容疑は4月27日午前2時ごろ、京都市中京区の路上で、電動キックボードを酒気帯びの状態で運転した疑い。

 府警によると、パトロール中の警察官が電動キックボードを運転している男性を呼び止めて呼気検査したところ、基準値を上回るアルコール分を検出した。警部補は同僚らと飲酒し、帰宅途中だった。警部補は「歩いて帰るより早く帰れると安易な気持ちから運転した」と説明したという。

 森功治首席監察官は「小型モビリティーに関する各種対策を強化する中、警察職員がこのような事案を発生させたことを深くおわび申し上げる」とコメントした。

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