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小学生歯みがき大会、虫歯・歯肉炎を防ぐ磨き方 「いろいろな病気あると知った」

京都新聞 2024年6月24日 12時56分

 全国の小学生が歯と口の健康を学ぶ取り組み「全国小学生歯みがき大会」(日本学校歯科医会など主催)に、京都府向日市の全6市立小の5年生が参加した。丁寧な歯磨きの仕方や口腔(こうくう)ケアの方法を実践しながら、好ましい生活習慣を身に付ける大切さについて学習した。

 大会は全国5千校以上の30万人を定員とする大規模な取り組みで、今回で81回目となる。

 向日市物集女町の第2向陽小では5年生約80人が大会のDVDを見ながら、歯肉炎の見分け方や歯間にたまった歯垢(しこう)の除去の難しさについて学んだ。続いて「歯ブラシを歯の表面にきちんと当てて小さく動かす」といった歯磨きのコツや、歯間の歯垢を取り除くためのデンタルフロスの使い方について体験した。勉強やスポーツ、音楽など習い事と同様、継続してやり切ることの大切さについてもDVDで再確認していた。

 児童の一人は「虫歯だけでなく、(歯肉炎など)いろいろな病気があることを知った」と話し、別の児童は「歯と歯の隙間を、これからもしっかりときれいにしたい」と誓った。

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