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「探すの大変」ラッキョウ収穫、酢漬けも作る オーナー制度で遊休農地を活用

京都新聞 2024年6月25日 11時52分

 海に面した京都府舞鶴市の神崎地区で23日、ラッキョウを収穫する催しが開かれた。手入れをしてきたオーナーらが作業に汗を流し、地元住民に教わりながら酢漬けを作った。

 地元住民のグループ「神崎あぜみちの会」が主催した。海以外の同地区の良さを知ってもらおうと、オーナーを募り遊休農地を活用してラッキョウを栽培する取り組みを10年近く続けている。

 今年のオーナー20組は、昨年9月に球根を植え、定期的に草取りや肥料やりをして成長を見守ってきたという。

 この日、オーナーをはじめ約50人が参加。砂地の畑で、ラッキョウの根元を持って次々と引き抜いていった。その後、住民の手ほどきを受け、ラッキョウを水洗いしたり皮をむいたりして酢漬けにした。

 初めて参加したという中舞鶴小4年の小野絢香さん(9)は「(雑草に紛れた)ラッキョウを探すのが大変だったけど楽しかった。早く食べてみたい」と話した。

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