Infoseek 楽天

京都・平等院で写真展、テーマは「仏教にまつわる言葉」

京都新聞 2024年6月29日 9時30分

 仏教にまつわる言葉をテーマにした写真展が、京都府宇治市宇治の平等院にあるミュージアム鳳翔館で開かれている。動植物や風景、仏像などを個性的な視点で捉えた作品が、拝観者の目をひいている。

 仏教伝道協会(東京都)の主催で、仏教に関する言葉と写真で構成する来年用の「一日一訓カレンダー」に載せる目的で開いたフォトコンテストの入選作品32点を並べた。10回目の今回は全国各地の約800人から約2500点が集まった。

 同院での展示は8回目。一心に修業をするなどの意味がある「一行三昧(ざんまい)」という経典の言葉には、赤い実をついばむ鳥の姿を捉えた写真が添えられている。「ものみな移り変わる」という仏教の教えと、青空に映(は)えるヒマワリの大輪を組み合わせた作品もある。

 同協会は「仏教に親しみのない人にも写真を通して、さまざまな言葉に触れてほしい」としている。

 9月8日まで。平等院の拝観料が必要。

この記事の関連ニュース