私用の乗用車を運転中に制限速度を49キロ超過したとして、京都府警中京署の20代男性巡査が、兵庫県警から交通切符(赤切符)を交付されていたことが4日、京都府警への取材で分かった。
府警によると、巡査は5月上旬の夜、兵庫県内の制限速度50キロの一般道を時速99キロで走行し、速度違反取り締まり装置(オービス)に検知された。兵庫県警から道交法違反容疑で赤切符の交付を受け、書類送検された。府警監察官室は6月20日、巡査を本部長注意の内部処分とした。
府警の説明では、巡査は「前方の車も同じような速度だったので大丈夫と思った」と話しているという。府警監察官室は「職員に対する指導をさらに徹底する」とコメントした。