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【速報】京都サンガ、終了間際の劇的ゴールで福岡下す 2-1で今季初の連勝

京都新聞 2024年7月7日 21時28分

 J1京都サンガFCは7日、ベスト電器スタジアムで第22節の福岡戦に臨み、2-1で競り勝って今季初連勝を飾った。勝ち点を18から21とし、19位から18位に浮上したが、J2降格圏のまま。

 サンガは2試合ぶりにスタメン入りした平戸以外、前節湘南戦の先発メンバーで挑み、一美やトゥーリオ、福岡らでスタート。サブには、前節J1デビューした特別指定選手の中野(立命大)や松田佳らが名を連ねた。福岡は岩崎(京都橘高出)と宮(びわこ成蹊スポーツ大出)、GK村上(草津東高-大体大出)が先発した。

 サンガは前半3分にトゥーリオがシュートを放ったが枠をそれた。徐々に福岡にピッチを広く使われ、サイドから何度もクロスを入れられたが、中央ではね返してゴールを許さなかった。前半途中に岩崎のクロスをスライディングで防いだ福田が脚を痛めて交代し、佐藤が入った。前半の終盤には佐藤の右クロスをトゥーリオが収めて平戸がミドルシュート。CKでも三竿がボレーシュートを放ったがDFにブロックされた。

 後半2分、平戸の縦パスを受けたトゥーリオの右クロスから原が右足を振り抜いて2試合連続弾で先制。その後もトゥーリオのヘディングシュートが相手GKの好セーブに阻まれるなど、押し気味に進めた。終盤に相手が布陣を変えてパワープレーになると劣勢を強いられ、5バックで対応したが、追加タイムにクロスからヘディングシュートで追いつかれた。引き分けが濃厚となった試合終了間際、川崎、平賀とつないで、ゴール前へ走り込んだのは宮本。冷静に左隅を射抜き、プロ初ゴールで劇的な勝ち越しに導いた。

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