京都府南丹市や京丹波町のオカリナ愛好家でつくるサークル「らべんだ~ず・オカリナ・アンサンブル」がこのほど、能登半島地震の被災地を支援するチャリティーコンサートを同町役場で開いた。歌謡曲や映画音楽など多彩な曲が、オカリナの柔らかな音色で奏でられ、観客約70人を魅了した。
同サークルは、南丹市で開講されたオカリナ教室の受講生を中心に結成。地域のイベントや福祉施設などで演奏活動を行っている。
オープニングでは、10人のメンバー全員で息の合った「君の瞳に恋してる」を披露。「ヘッドライト・テールライト」「涙そうそう」「東京ブギウギ」のソロ発表や、箱形打楽器「カホン」とコラボした「コンドルは飛んで行く」の演奏もあった。
アンコールでは、オカリナの演奏に合わせて参加者が「ふるさと」を合唱。会場内は温かな拍手に包まれた。
受付に募金箱が設けられ、寄付金は京都新聞社会福祉事業団を通じて被災地に届けられる。