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「心臓マッサージは強く5センチほど押す」マネキン使い心肺蘇生 京都・亀岡で夏休み前講習会

京都新聞 2024年7月13日 8時0分

 児童や保護者、教職員が救命救急法を一緒に学ぶ講習会が、京都府亀岡市東別院町の東別院小で行われた。意識のない人への心臓マッサージや、AED(自動体外式除細動器)の扱い方を練習した。

 同小では毎年、夏休みのプール開放前に、監視員を務める保護者と教職員が講習を受ける。今年は「命の大切さを学んでもらおう」と、6月26日の講習会に4~6年生14人も初めて参加した。

 日赤府支部のボランティア2人が講師となり、「心臓マッサージは強く5センチほど押す」「体がぬれている場合は、AEDのパットを貼るところは拭く」などの注意点を説明。受講者はグループに分かれ、マネキンを使って心肺蘇生の方法や手順を確認した。

 5年生の一人(10)は「マッサージはちゃんと手を重ねて押すのが大切だと感じた」と振り返った。

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