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京都の祇園祭・宵々山、急な雷雨や突風に注意を 京都府、15日夜にかけ大雨恐れ

京都新聞 2024年7月14日 16時50分

 京都地方気象台は14日夕、大雨と突風、落雷に関する気象情報を発表し、京都府は14日夜のはじめ頃から15日夜のはじめ頃にかけ、急に雨や風が強まる恐れがあるとして、浸水害や土砂災害、竜巻などの突風や落雷への注意を呼びかけた。15日夕に多くの露店が出る祇園祭・宵々山も急な雷雨に注意が必要という。

 気象台によると、山陰沖に停滞する梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、京都府は15日夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定となる。雨のピークは、14日夜~15日明け方と、15日午後の2回とみられ、局地的に雷雲が発達し、警報級の大雨となる可能性もある。

 ただ、京都府のどのあたりで強まるかは予想が難しいといい、宵々山などに出かける場合は、発達した黒い積乱雲が近づいてきたら建物内に避難することが求められる。

 14~15日に予想される1時間雨量は、京都府北部30ミリ、京都府南部40ミリ。

 15日18時までに予想される24時間降水量は、京都府全域で80ミリ。

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