大津市の起業スクールを修了し、事業を始めた女性たちの取り組みを紹介する催しがこのほど、大津市浜大津1丁目の旧大津公会堂で開かれた。顧客の元へ出向くエステ店やアクセサリーの製造・販売店など6店舗が出店し、事業を紹介しながら訪れた人たちと交流を楽しんだ。
「女性の和市」と名付けた催しは、起業に関心がある市民に経営スキルや事業アイデアを教える大津市の「女性・若者起業家の経営スクール」卒業生8人が企画した。顧客の獲得や、起業を目指す人たちの仲間づくりの場となることを目的に開いた。
出店した6店は、いずれもスクール修了生が立ち上げた。出張型のエステ店を始めた女性は、アロマオイルを使った顔や足のマッサージを紹介。このほか、琵琶湖畔で拾ったガラス片で作ったピアスやペンダントなどのアクセサリーを販売したり、ストールのおしゃれな巻き方を教えたりする講座などがあった。
出店者の友人で広島県から訪れた女性(48)は「いろいろな体験が楽しめ、とても良い日になった。事業を続けるのは大変だろうが頑張ってほしい」と話した。