京都府南丹市八木町の八木東小の児童が、登下校で事故に遭う危険性の高い地点を記した「地域安全マップ」を作った。全校児童と地域住民に配り、通学路の交通安全につなげる。
前年度と本年度の6年計8人が「交通安全の意識を高めよう」と、2月から授業で作成した。
富本、新庄、神吉地区の通学路から、事故が起きそうな地点を選び、「ここは急坂なので自転車はスピードを出さない」や「道幅が狭い」など注意点を地図に書き込んだ。1年生でも読みやすいように、難しい漢字を避けるなど工夫した。
朝礼で発表した男児(11)は「自転車と車がぶつかる事故もあったので、歩道のない細い道などをしっかり地図にした」と、活用を呼びかけた。