本の感想を絵で伝える「お話を絵にする」コンクール（京都新聞主催）の一環でこのほど、選定図書などの「読み聞かせキャラバン」が京都府亀岡市篠町の大垣書店亀岡店で催され、親子らが本の世界を楽しんだ。
54回目のコンクールに合わせて実施。8月25日までかけて、府内と滋賀県の書店など29カ所を巡る。初回の6日は、京丹波町下山の読書アドバイザー安田有香さん（61）が9冊を読み、親子連れ約15人が聴き入った。
コンクール対象作品の絵本「どすこいみいちゃんパンやさん」では、主人公の猫が力士のように「どすこい どすこい」と力強くパンをこねる様子を、太い声で朗読した。
他に、挿絵の隠れた部分を想像したり、キャラクターのポーズをまねたりしてもらう参加型の絵本も取り上げ、子どもたちは歓声を上げて楽しんだ。