滋賀県近江八幡市は18日、高齢者向けのスマホ教室受講者95人の一部情報が昨年6月から約1年間にわたりインターネット上で閲覧可能な状態になっていたと発表した。
市によると、閲覧可能だった情報は2022年度の同教室受講者の名前(カナ表記)と年齢。特定の検索サイトで検索すると、受講講座情報などを掲載したエクセル形式のシートが閲覧できる状態になっていた。滋賀県内の他の自治体から同日に指摘があり、市は受託事業者に連絡して閲覧できないように措置した。現時点でトラブルの報告はないという。市は今後、原因を調査した上で受講者への対応を検討する。市情報政策課は「あってはならないこと。大変申し訳ない」と話している。