「カードの支払いどうしようもなく」勤務先から70回現金横領、58歳の女を追送検 計1億円の被害裏付け

　勤務先から現金を横領したとして、滋賀県警捜査2課と長浜署は19日、業務上横領の疑いで、滋賀県長浜市、無職の被告の女（58）＝業務上横領罪で公判中＝を逮捕、追送検し、計約1億円の被害を裏付けて捜査を終結したと発表した。

　県警によると、長浜市内の小売業者の経理責任者だった2018年7月～22年5月、業者の口座から約70回にわたって現金を引き出して横領した疑いがある。「服やかばんなど高価な買い物を繰り返し、カードの支払いがどうしようもなくなって横領した」と容疑を認めているという。