金融機関に虚偽工事の融資を申し込み、現金約5千万円をだまし取ったとして、滋賀県警彦根署は22日、詐欺の疑いで、滋賀県野洲市の倉庫作業員の男（47）を逮捕した。
逮捕容疑は、滋賀県米原市にあった土木工事会社の社長だった昨年4月12～14日、滋賀県近江八幡市にある金融機関の滋賀県彦根市内の支店に「大手電力会社の無電柱化工事に参加するために預託金を納付する必要がある」と、うその書類を提出するなどして5千万円の融資を申し込み、同27日、自社名義の預金口座に金を振り込ませた疑い。
調べに対し、男は容疑を認め、「ギャンブルや株投資などに使った」と供述しているという。