京都府京丹波町高岡の竹野小で、図書室に入れる本を児童が自ら選ぶ「選書会」があった。さまざまなジャンルの本が体育館に並べられ、子どもたちは手にとってページをめくり、お気に入りを探した。
同小の近くには書店がなく、児童が好きな本を選べる機会をつくろうと、15年ほど前から続けている。
選書会は10日にあり、同町質美の書店「絵本ちゃん」が138冊を用意。参加した全校児童25人は、気になるタイトルや表紙を見つけると、中を確認し、購入してほしい本にしおりを挟んだ。
5年の児童は「環境問題に興味があり、地球環境の本を選んだ。図書館に入ったらみんなに読んでほしい」と話した。