京都府宇治市や市民ボランティアなどでつくる市地球温暖化対策推進パートナーシップ会議「ecoット宇治」が月1回開いている「家庭の省エネ相談所」の相談者数が4千人に達し、市役所で記念セレモニーが行われた。
同会議は2009年から毎月15日前後に市役所1階で無料の相談所を開設している。月々の光熱費などを聞き取って省エネ生活ができるているかを診断し、その人に適した節電の方法などをアドバイスしている。毎回10～20人の利用があり、18年11月に3千人を超えた。
4千人目は同市の高橋佳美さん（31）。生後4カ月の娘と市役所に手続きに訪れた際、同会議のメンバーに声をかけられて利用したという。認定証と記念品を受け取った高橋さんは「診断は良い結果だった。これからも省エネを意識していきたい」と話した。