京都府宇治市から友好都市のカナダ・カムループス市に派遣される中学生訪問団の結団式が市役所で行われ、生徒たちが「現地の人と交流を深めたい」と抱負を語った。
中学生訪問団の派遣は1992年に開始し、今年で28回目。市内在住の応募者59人から、抽選で10人が選ばれた。25～31日にホームステイしたり、カナディアンロッキーを見学したりする。
結団式で生徒はそれぞれ自己紹介や意気込みを語った後、訪問団員のシンボルとなる青の制帽を受け取った。松村淳子市長は「何事にもチャレンジして」と激励した。
班長を務める南陽高付属中3年の生徒（14）は「宇治とカムループスの魅力を伝え合いたい」と話した。