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「怖いけど命がかかっている」親子で心肺蘇生にチャレンジ

京都新聞 2024年7月26日 14時38分

「親子でチャレンジ! 夏休み救命入門コース」が21日、京都府向日市の向日消防署で開かれた。児童と保護者ら5組12人が、心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の操作を体験した。

 乙訓地域の児童と保護者を対象に、低年齢から救命の重要性に理解を深めてもらうため、この時期に実施。同署の救急救命士の羽田辰也さん(48)ら5人が講師を務めた。

 救急隊員は乙訓地域での救急業務を詳しく説明。受講者は胸骨を両手で押して圧迫する訓練用心肺蘇生法とAED(自動体外式除細動器)の操作法を学び、専用の人形を使い親子らが順番に何度も体験した。

 母親(37)と参加した小学5年で兄(10)は「胸骨を両手で押すのが難しかった」といい、3年の妹(8)は「こわかったけれど命がかかっているので頑張ってやった」と話した。

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