知人男性に軽傷を負わせたなどとして、2月に書類送検された京都府警南丹署の30代男性警部補について、園部区検は29日までに、傷害の罪で略式起訴した。園部簡裁は19日、罰金15万円の略式命令を出した。
起訴状などによると、昨年10月27日、勤務後に飲酒して帰宅途中だった午後11時ごろ、京都府南丹市内の路上で知人男性の体を押して転倒させて右膝に軽傷を負わせた、としている。府警は今年2月、警部補を所属長訓戒の内部処分とした。
警部補は男性の服の一部を壊した器物損壊容疑でも書類送検されていたが、京都地検は同日付で不起訴処分にした。処分の理由は明らかにしていない。