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花火大会でドローン「無許可飛行」相次ぐ 警察が取り締まり強化へ

京都新聞 2024年8月1日 18時17分

 滋賀県大津市で8日に開かれる「びわ湖大花火大会」の会場周辺では、ドローンの飛行が禁止されている。滋賀県警は事故防止のため、警戒要員を増やすなどして取り締まりを強化する。

 全国各地の花火大会で、花火の撮影目的とみられるドローンの無許可飛行が相次いで確認されている。花火に当たると軌道が変わって事故につながりかねず、打ち上げが一時中断されるケースもある。

 航空法では、「人口集中地区」の上空などで、ドローンの無許可飛行が禁止されている。びわ湖大花火大会の会場周辺も禁止エリアに該当するため、県警は大会当日、例年よりも多い警察官を配置し、ドローンによる危険行為や違法行為を取り締まる。

 会場では、主催者が外国人にも分かるように多言語でアナウンスしたり、電子看板を使って注意喚起したりする。県警の担当者は「花火大会を安全に開催するためにルールを厳守してほしい」と呼びかけている。

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