親族などになりすまして高齢者から現金をだまし取ったとして、京都府警山科署は2日、詐欺の疑いで、京都府精華町の男子高校生(18)を逮捕した。
逮捕容疑は氏名不詳者らと共謀し、7月29日、京都市山科区の女性(83)宅に、息子を名乗って「財布を落とした。契約を取り損ねるので立て替えてほしい」などとうその電話をかけ、男子高校生が女性宅を訪れ現金200万円をだまし取った疑い。
同署によると、男子高校生は特殊詐欺グループで現金を受け取る「受け子」とみられ、「小遣い稼ぎのためだった」と容疑を認めているという。