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「海と森のつながり」体感 エビ捕り楽しみ森の役割学ぶ 児童「いっぱいの生き物と出合えた」

京都新聞 2024年8月4日 9時0分

 京都府舞鶴市の海岸で7月24日、魚付き林と海辺の生き物の観察会が開かれた。参加した子どもたちは海に入って生き物を探したり、森の役割について学んだりした。

 磯の生き物と森の観察を通して海と陸とのつながりを実感してもらいたいと、京都大舞鶴水産実験所と大浦会館、公益社団法人イオン環境財団(千葉市)が共催。市内の小学生らと保護者の計32人が参加した。

 子どもたちは岩場を隅々まで見たり、海に潜ったりして、カニやエビ、クラゲなどを捕獲。水槽に移した後、みんなで観察した。京大の教員や学生から海辺の近くに生えている植物や森から海に流れる栄養について教わった。

 倉梯第二小5年の児童(10)は「いつもは海に行っても生き物に出合えないけど、今日はいっぱい出合えた」と話した。

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