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「自民党政権のカウンターパートを」立憲民主党・泉代表が「アカデミー京都」初回で意気込み

京都新聞 2024年8月6日 8時0分

 立憲民主党京都府連は3日、政治スクール「立憲アカデミー京都」の初回を京都市下京区のキャンパスプラザ京都で開いた。泉健太党代表が登壇し、「自民党政権のカウンターパートをつくることがこの国の政治にとって大事だ」と語った。

 2027年の統一地方選の候補者発掘などを目的に初めて企画した。来年2月まで計4回のプログラムで行う予定で、45人の受講者が集まった。

 報道陣には冒頭のみ公開され、校長を務める福山哲郎府連会長が「小学生から高齢の方まで多様な顔ぶれで立憲らしい。みなさんと対話を重ねたい」とあいさつ。泉代表は「立憲に集っている理由は競争可能な政治をつくることが大事だと思っているからだ。自民政権から出されている情報だけではない、視点や目線を共有したい」と話した。

 終了後、泉代表は報道陣の取材に対し「京都だけで50人近い人が集まり、今の政治に不満がある人が多いと感じた」と指摘。一方、9月に予定される党代表選への対応は「国民に我々の考えが伝わり、政権への期待が高まる代表選にしなければならない。そういう思いでさまざまな方と意見交換している」と、立候補については明言しなかった。

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