京都府精華町の広報キャラクター「京町セイカ」が、オーケストラと共演するコンサート「歌は時空(とき)を超えてⅡ」が9月15日、府立けいはんなホール(精華町光台)で開かれる。音声合成による歌唱や3D映像のダンスがあり、先端技術が集まる関西文化学術研究都市に位置する町のPRにつなげる。
セイカは未来からの使者をイメージした女性キャラクター。全国区の人気を誇り、X(旧ツイッター)の公式アカウントのフォロワーは約1.8万人にのぼる。コンサートは町が、2025年大阪・関西万博に合わせた発信を目的に、昨年に続いて開催する。
京都を拠点に活動する「Style KYOTO管弦楽団」の演奏に合わせ、セイカが音声合成による歌唱や3D映像でのダンスなどを披露。MC(司会)も手がける。映像は縦3メートル、横4メートルの特殊なスクリーンに上映し、会場に存在するかのような臨場感を演出する。
アニメソングやポップス、新曲など計約15曲を歌う。音声合成キャラクター6人との共演も予定。町財政課の担当者は「学研都市精華町ならではの技術を使ったコンサートを楽しんでほしい」と話す。
午後5時開演。S席4500円、A席3500円で全席指定。インターネット上の「けいはんなオンラインチケットサービス」で販売している。ふるさと納税の返礼品としても取り扱っている。