モーター大手ニデック(京都市南区)は3日、小学生を対象としたモーター製作の体験教室をニデック京都タワー(下京区)で開いた。子どもたちが暮らしに溶け込むモーターの役割を学び、モーター作りに挑戦した。
ネーミングライツ(命名権)を取得した「ニデック京都タワー」で夏休みの企画として催し、府内の小学生90人を招待した。
子どもたちは、モーターが電気を動力に換え、家電や自動車を動かしていることを講師役の社員から聞いた。銅線の被膜をやすりで剝がして巻いてコイルを作製した。電池と磁石でコイルが回転すると歓声が上がった。
藤森小2年の児童(8)=伏見区=は「夏休みの自由研究で車についてまとめている。実際にモーターが作れて楽しかった」と話した。