国給付金の通知書、支給要件のない外国籍20人に誤送付

　滋賀県守山市は7日、国の定額減税補足給付金の支給通知文書を、支給要件に該当しない外国籍の住民20人に誤送付したと発表した。

　市によると、誤送付した外国籍住民は、留学生や技能実習生など国際間で二重課税などを避けるために結ばれている租税条約で所得税などが免除されている。

　先月19日に市が調整給付金支給のお知らせと調整給付金支給確認書合わせて1万4602通を発送したが、文書印刷や封入作業などを行った業者から、支給対象外の人が含まれていると今月2日に連絡があり発覚した。市は誤送付先に文書や対面でおわびする。

　市は、制度内容やシステム仕様を十分に把握し、再発防止に努めるとしている。