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J1京都サンガ、名古屋に3-2逆転勝ち 今季2度目の2連勝

京都新聞 2024年8月7日 21時16分

 J1京都サンガFCは7日、サンガスタジアム京セラで第25節の名古屋戦に臨み、3-2で逆転勝ちし、今季2度目の2連勝を飾った。3得点は今季リーグ戦で最多で、逆転勝利は2試合連続となった。リーグ戦では6試合負けなし。スタジアムには1万4924人が来場し、平日のリーグ戦で過去最多となった。勝ち点を25から28に伸ばし、順位は17位から16位に浮上した。

 リーグ中断明けの一戦で、サンガは7月20日の前節磐田戦から先発2人を変更。名古屋から期限付き移籍加入で出場できない米本に代わり、金子が6試合ぶりにスタートし、新加入のエリアスがリーグ戦で初先発した。サブには新加入のオリヴェイラや、特別指定選手の中野(立命大)、平賀らが入った。名古屋は昨季までサンガでプレーしたパトリックや、河面(京田辺市出身)らが先発した。

 サンガは相手のピッチを広く使った攻撃に陣形が間延びし、セカンドボールを何度も拾われて守勢に回った。前半5分、三竿のバックパスをパトリックに奪われて先制を許すと、14分には自陣右を崩されてクロスからボレーで合わされたが、GK具が何とか触ってセーブ。しかし、19分には再び自陣右サイドからのクロスを中央でパトリックに合わされて追加された。同40分過ぎからようやく両サイドバックの攻撃参加が見られるようになったが、決定機をなかなか作れなかった。

 後半開始から福岡に代えて松田を投入。同3分、原と交錯した相手DFが一発退場となると、一気に形勢逆転した。同14分に原の左クロスをエリアスがヘディングでネットを揺らす。エリアスは2試合連続ゴール。同26分には左CKを短くつなぎ、平戸のクロスを遠いサイドで原が頭で合わせて追いついた。さらに34分、平戸のFKを近いサイドでトゥーリオが頭でたたき込んで逆転した。エリアスは2試合連続、原は3試合ぶり、そしてトゥーリオはリーグ戦初ゴールとなった。

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