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大津市で「びわ湖大花火大会」始まる 6万2千人分の席用意、目隠しフェンスも

京都新聞 2024年8月8日 19時39分

 湖国の夏の風物詩「2024びわ湖大花火大会」が8日午後7時半から、大津市の大津港沖一帯で始まった。「いにしへより変はらぬ近江の四季」をテーマに1万発が打ち上がり、湖面を華やかに彩る。

 カップルや家族連れら大勢の見物客が詰めかける中、午後7時半、3号玉が湖上120メートルまで勢いよく打ち上がり、プロローグとして今年の打ち上げ場所を告げた。

 7時45分ごろ、花火が連発で打ち上がり、大々的にショーがスタートした。約1時間にわたって桜が咲き誇る春や銀世界の冬など春夏秋冬の美しさを表現する。放映中のNHK大河ドラマ「光る君へ」にちなんで、源氏物語の作者紫式部や十二単(ひとえ)に着想を得た花火も披露される。

 湖岸の有料観覧場所には、昨年より1万4千人多い計6万2千人分の席などを用意。有料ゾーン前には滞留防止のために高さ約4メートルの目隠しフェンスを今年も設ける一方、地元住民がチケットを取りやすいよう市民・県民専用の有料観覧席(約千人分)も初めて導入した。

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