気象庁は9日午後3時半、南海トラフ地震臨時情報の解説情報1号を発表した。前日8日午後4時43分の日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震以降、「地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていない」としている。
気象庁によると、8日午後4時~9日午後2時に南海トラフ地震の震源域で発生した地震は14回(M7.1の本震を含む)で、通常の余震活動と考えられる。ひずみ観測点ではステップ上の変化があるが、通常みられるものだという。
南海トラフ地震臨時情報の解説情報は、1日ごとに想定震源域の状況を解説するもので、異常な変化があった場合は緊急で発表される。