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京都府でマダニ感染症、今年初確認 70代女性、発熱や全身の倦怠感

京都新聞 2024年8月9日 18時32分

 京都府は9日、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に、丹後保健所管内在住の70代女性が感染したと発表した。入院中だが、命に別条はないという。府内での感染判明は今年初めて。

 府によると、女性は4日に発熱や全身の倦怠(けんたい)感、食欲不振の症状があり、医療機関を受診。症状が改善されなかったため8日に検査したところ、9日に感染が判明したという。府は京丹後市内で感染したと推定している。

 ウイルスを持つマダニにかまれることで感染し、最悪の場合死に至る。発症までの潜伏期間は6日~2週間で、府は、草むらややぶに入る時は肌の露出を少なくし、虫よけスプレーなどを活用するよう呼びかけている。

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