全国のマンホールのふたを紹介する「マンホールカード」の第23弾(41種類)に、京都府久御山町がオリジナルでデザインしたふたが選ばれた。澄んだ水辺を泳ぐカエルを描いたもので、町役場で無料配布している。
カードは下水道に携わる企業や自治体などでつくる「下水道広報プラットホーム」(東京都)が企画・監修し、各自治体と共同製作している。第23弾で計1076種類になった。
久御山町のマンホールのふたは、カエルのキャラクター「スマッシー」や町の花「さつき」と町章をあしらったデザインで、1995年に採用された。昨年には町内5カ所にカラーのものを新設した。
カードは縦約8.5センチ、横約6センチ。表面にはふたの写真、裏面にデザインの由来が記されている。7月下旬から2千枚の配布を始め、すでに1900枚がなくなるほどの人気という。町上下水道課は「下水道への理解とともに、町のことを知ってもらうきっかけになれば」としている。