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「スピード出し過ぎ あぶないよ」人気のツーリングコースに児童が作った横断幕 京都

京都新聞 2024年8月11日 7時0分

 京都市右京区の高雄小の児童らが、同小前の国道162号を通行する車やオートバイの運転手に交通安全を呼びかける横断幕を作った。子どもたちが考えた標語と動物などの絵が描かれており、同小前に掲示されている。

 京都市と福井県を結ぶ国道162号は周山街道の名称で知られ、二輪ライダーに人気のツーリングコースとなっている。一方でカーブが多いため事故が起こりやすく、右京署によると右京管内の162号では昨年に8件、今年も7月18日時点で8件の人身事故が起きているという。

 同小の児童が作った横断幕は長さ約10メートルで、「ちょっと待て スピード出し過ぎ あぶないよ」という標語が描かれている。7月19日には同署員と校門前で横断幕を掲げ、162号を通るドライバーに安全運転を呼びかけた後、校舎前に取り付けた。標語を考えた児童(8)は「急カーブが多いのでゆっくり安全に運転してほしい」と話していた。

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